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ニーバーの祈りと主の祈り

2011/05/27 00:10

 

 ニーバーは説教のために祈りを執筆したと見られる。時期には諸説あり、もっとも早いものでは1934年[1]、遅いものでは1940年代初期とするものもある。

Elisabeth Siftonによる本The Serenity Prayer (2003) では以下のバージョンがニーバーの手によって執筆されたものとしている:

God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed, courage to change the things that should be changed, and the wisdom to distinguish the one from the other.

ニーバーは、はじめ連邦教会評議会の中でこの祈りが使われ、後にはアメリカ軍の中で広まっていったと回想している。

ウイキぺディアより

 

日本では、ニーバーの弟子大木英夫によって初めて紹介された。[2](訳は[3]より)

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

 

 Historian Arthur Schlesinger described the legacy of Niebuhr as being contested between American liberals and conservatives, both of whom wanted to claim him.[43] Rev. Martin Luther King, Jr., gave credit to Niebuhr's influence. Foreign-policy conservatives point to Niebuhr's support of the containment doctrine during the Cold War as an instance of moral realism; progressives cite his later opposition to the Vietnam War.[44]

 

His legacy continues to be important to contemporary thought. Both major-party candidates in the 2008 presidential election cited Niebuhr as an influence: Senator John McCain, in his work Hard Call, "celebrated Niebuhr as a paragon of clarity about the costs of a good war."[45] President Barack Obama called Niebuhr his "favorite philosopher"[46] and "favorite theologian".[47] Slate magazine columnist Fred Kaplan called Obama's 2009 Nobel Peace Prize acceptance speech a "faithful reflection" of Niebuhr.

http://en.wikipedia.org/wiki/Reinhold_Niebuhr#Serenity_Prayer より。

ラインホルド・ニーバー

Reinhold Niebuhr

His long-term impact involves relating the Christian faith to "realism" in foreign affairs, rather than idealism, and his contribution to modern "just war" thinking. Niebuhr's perspective had a great impact on many liberals, who came to support a "realist" foreign policy.[1] His influence has been acknowledged by such recent leaders of American foreign policy as Jimmy CarterMadeleine AlbrightHillary ClintonJohn McCain and Barack Obama.

ニーバーの祈りとニーバー氏の教えは軍人や政治化に多大な影響を与えたとある。

ニーバーによる現代の国際関係における現実的な「正義の戦争」思考はリベラルな人々にも多大なインパクトを与え、その影響を受けたのはジミーカーター、マデレーンオルブライト、ヒラリークリントン、ジョンマケイン、バラクオバマ等。

 

何故、これほどまでに現代の錚々たる政治家にニーバーの論が受け入れられたのか?

イエスがこの様を見たら何というであろうか?

マタイの福音書に次がある。

  6:9だから、あなたがたはこう祈りなさい、

 

天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように。
6:10御国がきますように。
みこころが天に行われるとおり、
地にも行われますように。
6:11わたしたちの日ごとの食物を、
きょうもお与えください。
6:12わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください。
6:13わたしたちを試みに会わせないで、
悪しき者からお救いください。

 

 

この上記の箇所は「主の祈り」となった。

 

 プロテスタント訳(1880年)

下記の訳文は、プロテスタント系の讃美歌集の多くに掲載されている文語訳のもので、現在でも多く用いられている。

天にまします我らの父よ

願わくは

み名をあがめさせたまえ

み国を来たらせたまえ

み心の天に成る如く地にもなさせたまえ

我らの日用の糧を今日も与えたまえ

我らに罪を犯す者を我らが赦す如く我らの罪をも赦したまえ

我らを試みに遭わせず悪より救い出したまえ

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり

アーメン


6:14もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう。 6:15もし人をゆるさないならば、あなたがたの父も、あなたがたのあやまちをゆるして下さらないであろう。


イエスが教えた祈りとはわが魂が救われるかどうか、御心に従うようにお祈りするもの、と私には読める。

 

 

カテゴリ: その他  > メモ    フォルダ: ニーバーの祈り

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コメント(2)

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2011/06/01 09:52

Commented by passion さん

お教えありがとうございます。オバマ大統領が心に留めていた「変革」の源をこの祈りの中に見出した想いです。

復興への鎚音がここかしこに満ちていくことを願わずにはいられません。

 
 

2011/06/01 22:18

Commented by Tom さん

ご謙遜なるお言葉ありがとうございます。
このエントリーは単なる比較の積りで2つのお祈りの言葉を上げてみました。
そのうち、祈りの言葉について私の考えをエントリーしてみたいと思います。

 
 
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